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夢の話


夢を見た。
黒い大地、というか床。
人々が暮らしてる。というかウロウロしてる。
そこに大きな龍が現れた。
龍に対して、ヘラヘラした誰かが話しかける。
会話内容はよく覚えてない。
ただ、その会話を聞いていた人々はざわついていた。
あぁ、あれは嘘だ。詐欺だ。龍を利用しようとしている。
でも誰も止めようとしなかった。

少しして。
騙されて利用されかけた龍が怒った。
どんな風に怒ったのかは覚えてない。
ただ「よくも私を騙したな!」みたいな感じじゃなかった。
それで誰が幸せになるというのか。
何が解決するというのか。
すべてを覆うような言葉だったように思う。
でもよく覚えていない。

怒った龍は口から火を噴いた。
騙したその人だけでなく、そこにいた人々を巻き込んで。
火は人々を焼いていった。
でも決して悲愴感はなかった。
あ〜あ。だよね〜。そうなるよね〜。仕方ないわ〜。みたいな。
騒がしくはしていたけど、人々は一種のギャグのように
ケラケラ笑っていたように思う。


ふと、意識が帰って来たような気がした。
薄暗い石造りの神殿の、少し高い場所(2階?)にオレはいた。
さっきまで見ていた光景は、まるで第三者のような視点で。
決して自分には関係のない出来事のようだった。
見ていた光景も、よく分からない方向を眺めていたように思う。
誰もいない場所を、ピクリとも動かず見つめ、人々と龍を尻目に見ていた。
頭のどこかで、あれは過去で、過去を旅していた、と思っていたけど。
その理由はよく分からない。

少し高い場所にいたオレは、目の前に広がる神殿の広間を見下ろす。
そこには大きな模様(紋章?)があった。
大きな円の中には、4つの円を中央で少しだけ
曲線で繋ぎ合わせたような図があった。
そしてそれぞれの円の中には、雫のような模様が
曲線を描くように並べられていていた。
少しして、その模様がぼーっと光る。
1つは赤。その対角のもう1つは緑。残りの2つは青。
そして青が比較的強く光っていた。
オレはどこかで、それぞれが火と木と水を表している気がした。
あと、頭の中に直接誰かの言葉が響いた気がしたけど、よく覚えてない。



そこで目が覚めた。
なんだか最近見る夢は、少し系統が違う。
昔々にお世話になった人や、友人と会って騒いだり。
そう。少し変わったマラソンに参加する夢も見た。
ちょっと書き出してみる。



最初は誰かについていくような形で走っていた。
夢自体がそこからスタートしたと思う。
で、ついていけばそれでいいのに、
自分は何故かコースを外れて、大幅に遅れを取った。
でも何故か焦ることなく、そのままコースに戻るまで走ってた。
その時の服装は私服だった。みんな私服だったかな。
周りは知らない人ばかり。
でも大きな大会のようだった。カメラもあったと思う。

しばらくオレは一人で走っていて、
気が付いたらコースに戻っていた。
そのまま走っていくと、チェックポイントらしき建物に辿り着く。
建物は大勢入ってくるわりには小さめの建物で、
何故か薄暗い部屋の奥にチェックポイントはあった。
で、チェックポイントには何故か、どこか近未来的な機械があって。
その部屋に1人ずつ入っていく。
丁度遅れて到着したので人がおらず、すんなり入れた。
奥にはちょっとした台座のようなものがあって。
そこに触れると触れた部分が四角く蒼く光り、
機械のアームのようなものが動いて、手の平サイズの黒いキューブを渡された。
よく分からない。でもニヤニヤしていたことだけは覚えてる。
キューブを受取って、建物を出て、また走り出した。

まだまだ一人で走っていた。
コースは都会の徒歩専用道路みたいな場所で。
道幅は人がすれ違うのがやっとぐらいの幅。
街路樹や芝生が道端に多くあって、
道路そのものも茶色というよりクリーム色をしたレンガが
シャレた感じで敷き詰められているような場所だった。
走っていくと、ちょっとした坂道と、その先に階段があって。
階段を昇った辺りで、折り返し地点でUターン済みの人とすれ違う。
が、焦るどころか「よぉッス!」みたいなノリですれ違った。
向こうも笑顔で答えてくれた。

えらくハイペースで走ってたけども、疲れるどころか
遠慮なく走るのが楽しくて楽しくてたまらない、
みたいな感じだったと思う。
そのまましばらくして、折り返し地点に着いた。
というか、どちらかといえば、こっちがスタート地点で、
向こうのキューブを受取った側が折り返し地点なんだと思う。
で、この時点であと1往復、みたいな感じだった。
ここでようやく人に追いつく。
で、ニタニタしながら追い抜いた。
向こうもケラケラ笑ってたように思う。

ペースを落さず、そのまま走って、
さっきの坂道と階段の辺りまで戻ってくる。
ここまで来ると、Uターン済みですれ違う人もいれば、
前にも後ろにも人がいる感じになってた。
で、そのまま走っていくと。
ふと、さっきはなかった蒼い看板のようなものが目に入った。
そこには文字が書いてあったけど、ちゃんとは見ていなかった。
でもその内容は、まるで電撃のように脳内に届いた。
『Vo--m stella---』
ザワッとしたのを覚えてる。
と、同時に「何故?」と思ったのも覚えてる。

チェックポイントとなる場所に辿り着くと、人だかりができてる。
参加者だけでなく、観客や企画のスタッフ、メディアも。
その人ごみをかいくぐるようにして、チェックポイントのある
部屋の前にできた列に並ぼうとする。
ふと部屋に入る前に、ちらっと何かが見えた。
人影。まるでスクリーンに映し出されたかのような人影だった。
でもそれが誰なのか、オレはすぐに分かった。
なんでこんなところに音の神様がいるんだよ。
でもなんだか嬉しくてニタニタ笑ってた。
とはいえ直接会うことはなかった。十分だった。

自分の番になって、チェックポイントとなる部屋に入る。
最初に来たときよりは騒々しいが、やることは同じ。
またキューブをもらって、建物を出た。
人ごみを抜けて、走り出す。
爽快に、楽しい、と思いながら、
清々しくゴールを目指して走っていく。
勝ちたいとか、そんなことは全く思ってなかった。
ただ走ることが楽しくて、仕方がなかった。


・・・が。
ゴールする前に目が覚めた。
よく、分からない。
なんだったんだろう。
ただ、楽しかった。
ビックリするほど、楽しかった。

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