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ブログ日記のようなものPAGE | 3023 3022 3021 3020 3019 3018 3017 3016 3015 3014 3013 | ADMIN | WRITE 2012.02.12 Sun 21:02:05 最果てから見た星の海ふわふわと、空を漂う。 まるで抱かれるかのように、空を舞う。 見てごらん、と催促されるように、空を舞う。 抵抗する気力も失って、見せられるものをただ眺めている。 何もかもが輝いて見える。 それぞれが、それぞれの形、意味を語って。 それぞれの世界を築き上げ、存在している。 見れば見るほど、惨めになってくる。 自分はいくつこの輝きを奪ったのだろうか。 自分がいかに愚かで、次元の違う世界に生きているのか。 汚い汚い自分にぞっとする。 目を背けて、見を縮めた。 もういい。世界が素晴らしいことは十分知ってる。殺してくれ。 そう訴える。 別に、あんな風に輝きたいわけじゃない。 素晴らしいと思われるような存在でありたいわけじゃない。 汚いなら汚いで、さっさと消えたいだけ。 こんな幸せを味わっても、何も返せない。 惨めで、つらい。逃げ出したい。 ふと。 「お前が犠牲にしたお前とは何?」と、問われる。 言うなれば、全部だ。オレは自分を大事にしたいと思ってない。 むしろ恨んで殺したいぐらいだ。 「それは何?」と、再度問われる。 ということは、オレが犠牲にしたもの、つまりオレのすべてを、 オレとは何かを答えろ、と言う意味だと思う。 それも、自分を恨み、殺そうとしていない、本来のオレを。 オレは。 何にだって言い訳をする。理由をつけようとする。 偶然の産物にすら、意味を求め、理由を求める。 というか、すべてに繋がりを求めようとしている。 ないがしろにできるものなんて存在しない、と思ってる。 ありとあらゆるものが、決して無関係ではない、と信じている。 何もかもが大切にすべきもので、知るべき対象で。 だから、何かに囚われて小さくなって竦んでいるものを放っておけない。 何かの定義や概念に囚われて、 本来の姿で存在できていないものを放っておけない。 そんな性格だから、手を伸ばし、触れて、壊した。 幾度と罪を犯した。そんな自分を恨んでいる。 「今度は自分を壊すのか?」 そうだ。その通りだ。そしてオレが壊れれば終わる。 壊す根源がなくなるのだから。 「お前こそ囚われているじゃないか」 それを悪いと思っているのはオレであって他人じゃない。 「お前もまた繋がりになれるというのに」 必要ない。人が求めているのはオレとの繋がりじゃない。 「本当に?」 ・・・。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |