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ブログ日記のようなものPAGE | 3410 3409 3408 3407 3406 3405 3404 3403 3402 3401 3400 | ADMIN | WRITE 2013.08.11 Sun 12:32:07 問誰かに何かを伝えようとしたとき、たくさんのものを犠牲にする。 何故って、それは伝えるために不要なものだから。邪魔でしかないから。 そうやってそぎ落とされた『汚物』は 誰に伝わることもできず、知られることもなく、消えていく。 この世に確かにあったはずなのに。 その存在は、まるで、なかったかのように。 「・・・で?」 それは自と他の差なんて単純なものじゃない。 自分自身のことですら、自分に伝わらない。 自分が『分からない』と切り捨てた瞬間、 そこにあったはずの自分は、姿を消してしまう。 理解されなかった自分は。自分にすらなれず。 死んでいく。 「だから?」 ・・・神よ。 私は貴方を殺すだけの存在だ。 私が貴方を理解できないと感じた瞬間、貴方はその身を削られる。 貴方は貴方ではいられなくなってしまう。 神よ。貴方は私を恨むのでしょう。私のせいで貴方は壊れていく。 貴方の意志は、この世界に不要な雑音となって消えていく。 「そんな音はなくなればいい?」 「足掻くこともやめたい、と?」 ・・・教えてください。 貴方は。私は。この世界に必要なのですか? 伝わることがない『汚物』の塊は、廃棄されるべきでしょう? 「つまりお前は、誰からも理解される綺麗なもののみが存在するべきだ、と?」 少なくとも、それ以外は不要・・・ではないのでしょうか。 汚し、壊し、崩れていく何かを見て。 自分にできることは・・・ 「・・・ズレてるな。そもそも、だ」 「伝わらない、理解されない存在は、汚物か?」 「汚物だとして、それは不要なのか?」 「違う」 「ただ、お前が伝わることなく崩れる何かを見て悲しんでいるだけ」 「壊したくない、と願っているが故に、避けようとしているだけ」 「そして壊す行為から逃げようとしている」 「創り、産み落とす行為から逃げようとしている」 「挙句、その行為をオレのせいにしようとしている」 「逃げるための口実を、オレから得ようとしている」 ・・・ 「別にお前を責めているわけじゃない」 「お前自身、分からないんだろう?」 「どうして創ろうとするのか。どうして伝えようとするのか」 「それを本当に願っているのは誰か」 「分かってもいないのに、どうしてこの行為を続けるのか」 「続けるにもやめるにも、はっきりとした答えが欲しい、と」 「でもな。それ自体が『汚物』を削る行為だ」 「自分自身に問え」 「何故こんな行為を続けるのかと」 「答えを知っているのは、オレじゃない」 ・・・すみません 「分かればいい」 PR CommentsComment Form |