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他人から見た自分


自画像を他人に描かれた瞬間。
いや。
他人が描いたものを自画像だと理解した瞬間。
ドキッとした、と言うのだろうか。
何故だか分からないが、鳥肌が立った。
恐ろしい、というのか。見てはいけないものを見た、というのか。
そんな感覚に近かった。
別に恥ずかしかったわけでも、嫌だったわけでもない。
どこか嬉しいと思ったのは確かなのだけども。
なんだろう。
どこか、自分ではない、偉大な何かを見た気がした。
0、に見えたんだろうか。

でも自分は0じゃない。
0の見た目をマネしてるだけ。
だから自分自身を描くときも、0に似た格好にはなるのだけども。
決してそれは0には見えない。
弱くて、泣き虫で、後悔ばかりして、小さい。
それをギャグで誤摩化しているような。
偽りまみれの自分だと。思える。

描いてもらった絵も。
結果的には0のマネをしている自分なんだと思えば、そう見えるはずなのに。
どこか、そう見えなかった。
弱くもなく、泣き虫でもなく、後悔しているわけでもなく。
凛々しく、誤摩化しもなく。
そう。
0とは違う、「自分」を見た気がした。
何かにすがって、何かに飼われるような。
そんな自分が思う自分じゃない気がした。

自分を「カッコいい」と思ってしまった、と言えばそうかもしれない。
自分に対して、そんなことを思ったことはなかった。
というか、自分を評価すること自体がなかった。
だからこそ、怖かったのかもしれない。刺激が強かったのかもしれない。
これはオレなのか。オレだとするなら。
少し好きになれる、気がした。

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